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「戸建」と「マンション」どう違う?どう選ぶ?

「マイホームと言えば、やっぱり庭付きの戸建!」「暮らしやすさで選ぶなら、断然マンション!」 そんな思い込みで、自らマイホーム選びの選択肢を減らしてしまってはいませんか?昔に比べて戸建の平均価格が下がってきた今、住みたいエリアで希望価格内の戸建とマンションが同時に見つかるケースも少なくはありません。
誤った先入観で判断するのではなく、両方の特徴をよく理解した上で、『我が家』にふさわしいのは戸建かマンションかをじっくり考えてみましょう。

マイホーム選択の幅が広がった時代だからこそ戸建とマンションの違いを正しく知っておきたい

最初はとりあえずマンションを購入し、数年後に生活や収入に余裕が出てきた頃、広い戸建に住み替える。昔は、そんなマイホームの購入パターンが一般的でした。同じエリア内ならマンションの方が戸建よりも安く、若い世代でも比較的手に入れやすかったからです。

ところが、現在は事情が変わってきています。まず、かつてのように所得が右肩上がりに増えるとは断言できない時代になり、誰もがマンションから戸建へスムーズに買い替えができるとは限らなくなりました。加えて、以前に比べると低価格の新築分譲住宅が増えたことも、マイホーム市場に変化をもたらしています。地域や条件設定によっては、マンションとさほど変わらない予算で戸建を購入できることも珍しくありません。戸建に住みたい方にとっては、わざわざ「マンション購入」というワンクッションを置く意味がなくなりました。また、戸建かマンションか決めかねている方にとっては、少なくとも予算面だけの比較でどちらか決めなければならないということが減り、逆に言えば、マイホーム選択の幅が広がって喜ばしい時代になったという見方もできるでしょう。

さて、選択肢が増えたのは嬉しいことではありますが、その分、判断が難しくなったのも事実。戸建とマンション、それぞれのメリット・デメリットを熟知した上で、自分とご家族とのライフスタイルにはどちらが合うか、慎重に考える必要があります。いずれ買い替えるつもりなのか、長く住み続けるのかでも、選び方は変わってくるでしょう。今だけでなく将来の生活の変化も視野に入れながら、ご家族みんなで戸建とマンションについて意見を交換してみてはいかがでしょうか。

コストはどちらもそれなりにかかる購入時だけでなく住み始めてからかかる費用も忘れずに

まずは、戸建とマンションのコスト面における違いを確認してみましょう。購入時にかかってくる物件価格以外の費用を比べると、同額の戸建とマンションなら、一般的に購入諸費用は戸建の方が高くつく傾向にあります。これは、戸建はマンションに比べて土地の持分が多いため。土地の分だけ固定資産税評価額が高くなり、それに伴って登録免許税なども上がってくるので、どうしてもマンションより諸費用総額がかさむのです。ローンの適合証明手数料や火災保険料なども、普通はマンションの方が安いと考えて間違いないでしょう。

ところが、購入後の費用に目を向けると、マンションの場合、戸建では必要のない管理費や修繕積立金が毎月のランニングコストとしてかかってきます。仮に、月々の管理費を20,000円・修繕積立金を10,000円とすると、年間にして36万円。決して安い金額ではありません。また、駐車場料金についても考慮すると、戸建はほとんどの物件にカースペースがあるため、マイカーを買っても特に問題はありません。でも、マンションは敷地内駐車場があったとしても無料というところは少ないのが実情。車を持てば、それなりの負担を覚悟する必要があります。

ただし、戸建の場合も購入後にローンや税金以外の費用がかからないわけではありません。むしろ、マンションのように管理費や修繕積立金がない分、住まいの維持はかえって大変とも言えるでしょう。建物から設備、外構部分まですべて自己責任で管理するので、費用だけでなく手間がかかり、住まいのメンテナンスについてある程度の知識も必要です。一般的には、屋根なら瓦葺きであれば20~30年、金属板葺きでも10~15年で全面葺き替えを行うのが目安。外壁も、必要に応じて点検を行い数年に一度は20~30万円をかけて補修しておかないと、壁の中にまで傷みが進んで補修に数百万円の費用がかかる、といった深刻な事態を招きかねないので要注意です。

以上のことから、戸建とマンションのコスト比較はそう単純ではないことがお分かりいただけたのではないでしょうか。毎月コンスタントに維持費が発生する代わりに、共用部分の管理は外部委託できるマンションを選ぶか。
戸建に住んで、土地も建物も自分の裁量と判断で責任を持って守っていくか。
どちらがより理想のマイホーム像に近いのか、まず考えてみることからはじめましょう。

暮らしやすさはどちらが上?戸建とマンション、それぞれの特徴を徹底検証

実際にそこに住んで生活を営んでいく以上、暮らし心地についてもじっくり検証してみる必要があります。別表では、戸建とマンションのメリット・デメリットについてまとめてみました。

戸建のメリットとしては、まずその自由度が挙げられるでしょう。何と言っても自分だけの所有物なので、リフォームや増改築を行う際、マンションのように他の居住者の同意を得なければできない、という苦労もありません。その他、敷地内に駐車スペースがある点や、マンションほど生活音を気にしなくて良い点も、戸建ならではのメリットと言えます。ただし、戸建にはマンションにはないデメリットがあることも忘れずに。前項で挙げたように、住まいのメンテナンスに手間と費用がかかるだけでなく、セキュリティ対策も完全に自己責任。快適に暮らし続けるには、先々をよく見据えた上で計画的に修繕計画を立て、老後はバリアフリー改装を行うなど、工夫することが求められます。

一方マンションには、戸建に比べて建物自体の性能が高いという特徴があります。基本的に鉄筋または鉄骨鉄筋コンクリート造なので、耐久・耐火面は安心。設備も、最新タイプのものや先進的な仕様は、まずマンションから取り入れられることが多く、一般的なレベルの戸建に浸透するのはそれ以降です。しかし、共同住宅ならではの煩わしさがあるのも事実。生活音の問題や共用部分の使用方法を巡ってトラブルになりやすく、居住者全員がマナーや管理規約を守って生活しなければなりません。小さなお子様がいるご家庭では、下階への足音などで気を揉むことも多くなるでしょう。音の面だけを取り上げて戸建よりもマンションの方が子育てしづらいとは言えませんが、マンションを選ぶ場合は、この点を念頭においておく必要があります。

[別表]戸建とマンションのメリット・デメリット

  戸 建 マンション
メリット ●リフォームや増改築が自由にできる。
●好きなペットを飼える。
●マンションのように上下左右が他の住戸と接していないため、音に神経質にならずに暮らせる。
●ほとんどの物件に駐車スペースがある。
●管理費や修繕積立金がかからない。敷地内に駐車スペースがある場合は駐車場代もかからない。
●土地という資産が持てる。
●コンクリートなので耐久性・耐火性に優れている。
●先進性の高い設備が採用されることが多い。
●オートロックや防犯カメラなど、セキュリティ面がしっかりしている。
●ワンフロアのため住戸内を行き来しやすい。
●敷地や共用部分の清掃等は管理会社に委託している場合が多いため、日々の煩わしさがない。
●駅前など立地条件の良い場所でも物件情報が豊富。
デメリット ●断熱性や気密性はマンションより劣る。
●建物はもちろん、外構部分の清掃やメンテナンスもすべて自分で行わなければならない。
●庭がある場合、手入れをマメに行う必要がある。
●セキュリティ対策は各家庭に委ねられる。
●マンションに比べると郊外の物件や、駅まで距離のある物件が多い
●管理組合へ参加しなくてはならない。
●管理費や修繕積立金、車がある場合は駐車場代を毎月払わなければならない。
●上下階や隣同士で、生活音が気になるケースが多い。
●ペットと暮らせるマンションも増えているが、種類や大きさに制限がある場合が多い。
●建物が老朽化しても、区分所有者の5分の4の同意が得られないと建て替えができない。

戸建にもマンションにも、一長一短があります。これから先の人生設計を含めて、大切なご家族とより幸せに暮らすにはどちらを選ぶべきか、十分に検討してみることが大切です。そして、分からないことについては信頼できる不動産会社にどんどん相談してみましょう。不動産会社は住まい探しのプロ。これまでたくさんのご家族にマイホームを紹介し、そのライフスタイルの変化を見てきたからこそできるアドバイスやサポートを得られます。ご家族みんなが納得し、満足できるマイホーム購入を実現するためにも、プロの力を上手に借りながら、住まい選びに取り組んでみてください。

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